The interview ザ・インタビュー

第1回「創立50周年」:中道 守 監督

インタビュー第1回は中道守監督です。
監督就任5年目のシーズンを終えて、今シーズンの総括と来シーズンに向けてのチーム作りをどのように作っていくのか語っていただきます

Q 2014年度のシーズンを振り返っていかがですか。

うちのチームと他チームとの戦力を比較して戦ってしまった為、チームの底上げが上手くできず春3位秋4位という結果になり責任を感じています。戦力的にいえばまず投手陣は、生田目を軸に投げさせましたが、私の中で投手陣全体が信頼できるだけの投手は不在でした。
攻撃陣も打線を牽引する主軸となる打者がおらず、チャンスで1本出ていれば結果は変わっていたと思います。守備面では合格点を与えたいですが、秋季リーグ戦創価大学第2戦の4-1でリードしていて中継プレーの乱れからランニングホームランを許し、同点に追いつかれた場面などは大きなミスであると感じています。
機動力は高橋、佐藤を筆頭に走れる選手は多かったですが、盗塁を含め次の塁を奪う姿勢が足らず勝負できませんでした。こちらから積極的に指示を出すべきでした。

 

Q これからシーズンオフに入りますが、取り組んでいる事を教えてください。

投手陣は、投げ込みを継続させており、完投出来るスタミナをつけさせて1試合を任せられる投手を育てていきたいです。投手には、先発完投出来るようにと伝えています。
期待する選手は、リーグ戦で登板した生田目、小原、阿部、川崎、岡田には結果を出してもらいたいです。特に川崎はランニングメニュー等の練習で精力的に取り組んでいる姿を見て期待が持てる投手です。リーグ戦には登板していませんが、森田、小野にも期待しています。森田は来年最終学年になるので意地を見せてもらいたいです。
野手陣は、走攻守において全てを強化させます。この時期は、打者は振る力をつける。守備は基本プレーの反復練習を徹底させています。来シーズンは新入生の力が期待できるだけに、在籍の1年生から3年生の奮闘そしてチーム全体の底上げこそが、結果を左右すると思います。

Q 来シーズンの戦い方について教えてください。

投手陣は軸となる投手を作り、先発完投をしてもらいます。攻撃陣は得点力を上げる為に、リーグ戦までにあらゆる練習でレベルアップをして得点圏での打率を上げていきたいです。走塁はアウトを恐れずに、積極的に走らせたいです。守備は無駄な失点を防ぎ確実な守備を目指したいです。

Q 最後に応援してくださっている方々にメッセージをお願いします。

来年度流通経済大学が創立50周年を迎えます。記念すべき年に硬式野球部が、花を添えるべきリーグ優勝をして全日本大学選手権に出場を目指します。選手、スタッフが一人一人自分の出来ることを精一杯努力してチーム一丸となって戦っていきたいと思います。ご声援の程よろしくお願い致します。

プロフィール

中道 守 (なかみち まもる)
広陵高校―流通経済大学―リースキン広島―流通経済大学野球部コーチー流通経済大学野球部監督

1971年11月18日生まれ。広島県福山市出身。現役時代は、外野手として活躍。リーグ優勝4回。また1991年には3番レフトで秋の明治神宮記念野球大会に貢献する。4年生秋季リーグ戦でMVP・首位打者・ベストナインを獲得した。社会人野球では選手・マネージャーで活躍して、2003年から硬式野球部のコーチに就任。7年間指導して、2010年から監督に就任する。来シーズンは就任6年目を迎える。

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