The interview ザ・インタビュー

第3回「エースの自覚」:生田目 翼 選手

昨シーズン主軸投手として投手陣を牽引し、2年生ながら第1戦を主に投げて、経験と実績を積んだ生田目投手。今年真のエースになるべく、休むことなく今シーズンに向けてスタートを切っている。今の心境や今シーズンに向けて語ってもらった。

Q 昨シーズンはチームで最多登板して、春4勝2.59。秋3勝1.88で好成績を収めましたが、大きな経験をした1年だったと思います。振り返っていかがですか?

春のシーズンはあと1勝したら最多勝でした。秋は10試合投げて3勝しかできませんでした。ピッチングの好不調があり、納得がいっていません。特に自分が投げて、勝てなかった試合などは、四死球などからピンチを招き、失点するケースが多かったのが一番の反省材料です。一番悔しかったのが、秋の創価大学第1戦で1点に抑えましたが、延長で勝てなかったのが一番悔しかったです。
収穫材料は、1年生の時はまだ投げられる体力もなく短いイニングでしか投げられませんでしたが、今年は先発を任せていただいて1年間投げ切れたこと。春の創価大学第1戦で田中投手に投げ勝って完封勝利できたことは自信になりました。
またリーグ戦中は一週間間隔で試合があるので、コンディションの作り方や前日の過ごしかたなどは上手く出来たと思います。リーグ戦は試合だけではなく私生活の部分も大切だと思います。

 

Q オフシーズンの取り組みについて教えてください。

コンディション的にいえば、初戦投げて、2戦目以降の体のハリが取れませんでした。このオフは下半身を中心にトレーニングをして連投できる体力を作っていきたいですね。ピッチングに関していえば、ストレートの球速をもっと上げて、変化球も磨き、緩急をつけたピッチングを身につけたいです。フォーム的には振りかぶって軸足にタメを作ることを意識して練習しています。

Q 今シーズンも主戦投手として活躍が期待できますが、目標や抱負を聞かせてください。

今季も自他共にエースと呼ばれる存在になり、責任感をもってマウンドに上がりたいと思います。当然開幕投手、初戦を任されるように信頼を得たいです。内容よりも勝ちにこだわりたいです。いいピッチングをしても勝たなければ意味がないと思っています。チームが勝ち点を取るために、2戦目3戦目も連投する気持ちでいます。
目標は最多勝です。個人の成績は後からついてくるものですが、自分が投げた試合で勝ち星がつけば、優勝に近づいていくと思うので、狙っていきたいですね。個人的に意識している存在は創価大学の田中投手です。同級生でありますし、現時点で実績も球速も向こうが上ですが、同じ試合で投げるときは絶対に負けたくありません。

Q 応援してくださっている方々にメッセージをお願いします。

今シーズンもピッチングで気持ちを前面に出していきます。常に打者に対して強気のピッチングをしていき、勝てる投手になります。球場に足を運んで自分のピッチングを見てください。応援よろしくお願いします。

プロフィール

生田目 翼(なばため つばさ)
2年生 法学部

1995年2月19日生まれ。出身は茨城県日立大宮市。小学生4年から野球を始める。中学は大宮二中で軟式。高校水戸工業高校に進学。3年生の夏に県内ベスト8に進出する。大学は1年の春からベンチ入り。今シーズンはエースとして投手陣を引っ張り、好成績をおさめた。特徴は140km後半のストレートと鋭く曲がる変化球が武器。右投げ右打ち

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