The interview ザ・インタビュー

第6回「復帰」:小原 翔 選手

1年生の時に先発投手で活躍し最優秀新人賞を獲得した。2年目以降ゲガで戦列を離れたが、3季ぶりに復帰した。久々のマウンドに上がった感想や大学野球ラストイヤーに向けて意気込みを語る。

Q ケガから復帰して3季ぶりのリーグ戦でしたが、久々のマウンドに上がり振り返っていかがですか?

リーグ戦は1年の時に経験していたので、復帰して緊張感とかはありませんでした。投げられない期間が長かったので、投げられる喜びを感じながらピッチングが出来ました。
成績に関しては主に抑えをさせていただきましたが、勝負球のスライダーが高めに浮いてしまって低めにコントロールできず、自分の仕事ができませんでした。生田目一人に負担をかけてしまって、責任を感じています。勝てる試合も踏ん張ることができなかったことが悔しいです。東京国際大学で復帰後初めて先発をしましたが、試合を作れずチームも負けたので、今季に向けて課題ができました。
ピッチングして感じたことは、抑えをするのは初めての経験で、勉強になることばかりでした。ピンチや接戦でマウンドに上がることが多いので、心と体の準備の大切さや、1球の失投が試合の勝敗に直結しますので、怖さ、難しさを感じました。やるべき事明確になったのでこの経験は大きいと思います。成績は残せませんでしたが、秋のシーズンを通じてケガもなく投げ切れたことは間違いなく今季に繋がると思います。

 

Q 秋のリーグ戦の課題をオフシーズンどのように練習していきますか?

まずはケガが再発しないように、トレーニングの頻度を上げて、体の柔軟性を求めて練習していきます。ピッチングに関しては、疲れたら下半身が使えず、手投げになってしまうのでランニングやトレーニングで下半身を強化していきたいです。フォームも悪くなれば肘が下がる傾向があるので、シャドーやピッチングでフォームを固めていきたいです。
ピッチングスタイルはストレートで押すタイプではありません。基本的にはコントロールで勝負していきたいですが、抑えを経験して打者をかわすピッチングだけでは勝負できないと痛感しましたので、もっとストレートを磨いてインコースでも勝負できるようになりたいですね。

Q 今季は4年生になり最後のシーズンです。どのような形でチームに貢献していきたいですか?

個人的な思いですが、先発1本でやっていきたいです。先発をやるからには、勝ちにこだわり最小失点で相手チームを抑えたいです。
チーム的にも個人的にも流大投手陣が、結果的にタイトルを独占できるような活躍をすれば、リーグ優勝できると思います。創価大学には自分が投げて絶対勝ちたいです。ラストシーズンなので悔いなく自分のピッチングをして笑って終わりたいです。

Q 最後に応援してもらっている方々にメッセージをお願いします。

いつも応援ありがとうございます。今年こそはリーグ優勝するので、球場に足を運んでもらって優勝する瞬間を見せられるように頑張っていきます。今シーズンも応援よろしくお願いします。

プロフィール

小原 翔(おばら しょう)
3年生 スポーツ健康科学部

1993年12月23日生まれ。千葉県銚子市出身。小学生4年から野球を始める。高校は銚子商業高校に進学。3年生の秋季大会準優勝で関東大会に進出。夏は3回戦。大学入学後、1年生の春から先発投手として活躍し最優秀新人賞を獲得。コントロールの良さが特徴で、多彩な変化球で打者を打ち取る。

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