The interview ザ・インタビュー

第10回「チームの要」:角田 祥悟 選手

昨シーズン開幕スタメンで出場して、攻守にわたって活躍し、チームに貢献した。またキャッチャーという重要なポジションを春・秋経験して何を感じたのか。今シーズンどのような形で取り組んでいくのかインタビューした。

Q 昨シーズン投手のリードや守備、バッティング、さまざまな経験をしたと思うのですが、振り返っていかがですか?

昨シーズンはスタメンでマスクを被ることが多かったですが、守備の方でミス(ワンバウンドストップ)が多くてそれが直接失点につながってしまって悔しさが残りました。自分のことで精いっぱいになってしまって、投手のリードや、相手打者、守備の指示などができず全体が見えませんでした。その点が守備での反省材料です。今シーズンは昨シーズンのリーグ戦での経験を生かしていかなくてはいけないと思います。
スローイングに関しては、ある程度通用したと実感しています。投手陣のリードは、生田目に関しては調子のいい時は問題ないですが、連投や四球などで崩れているときに、キャッチャーとして試合中に修正させることができませんでした。力不足、経験不足だと思います。
良かった点は、春の創価大学1回戦で生田目と組んで、緩急をうまく使って、創価打線を2安打完封勝利に収めた試合は嬉しかったです。生田目自身も自信になったと思いますし、自分もキャッチャーとして成長できた試合でした。バッティングは自分の持ち味である初球から積極的に打つバッティングはできました。ランナーなしの場面などのチャンスメイクは結果が出ましたが、チャンスの時にミスショットが多く、1球で仕留めることができませんでした。

 

Q オフの取り組みと、キャンプ、オープン戦もいよいよ始まってきますが、今の心境を聞かせてください。

このオフはとにかく体力強化に重点をおいてトレーニングをしてきました。リーグ戦を戦い抜くには、緊張感のある試合を2か月しなくてはいけません。さらに昨秋の創価戦で経験した、1節5試合を戦える体力をつけなくてはいけないと実感しています。体力不足から集中力を欠いてミスをするケースもありましたので、ランニング、練習量、トレーニングを昨年以上に行い強化してきました。強化することによって、守備やバッティングのプレーの質が上がってくると思います。
これからキャンプが始まりますが、自分自身が成長できる環境だと思います。守備練習で捕手として新4年生に捕手がいませんので、練習中から守備全体を引っ張っていきます。勝つために指示、指摘をチームメイトにしていきます。投手陣には受けていて思ってことは声をかけたいと思いますし、自信のあるボールを磨いていってほしいと思います。長所があれば配球も組立やすいので、投げ込みで掴んでもらいたいです。特に昨年ベンチに入っていたメンバーには投手陣全体の底上げ、レベルアップをしてもらいたいです。新1年生の投手には細かいことは考えず、思い切って投げてもらいたいです。バッティングはスピードボールがある投手が多いので、スピードに負けないスイングスピードを身につけていきたいです。この時期は質よりも量で素振りや連続ティーで体にしみこませていきたいです。

Q 今シーズンの抱負や目標をお願いします。

全試合フル出場は最低ラインとして、守備の要として、チームの優勝に貢献していきます。個人的にはベストナインを獲得したいです。また打撃はクリーンナップを打ちたいので、自分の役割を果たし、チャンスの場面で結果を残して、バッティングでも貢献したいです。今年こそはリーグ優勝して神宮に行けるに頑張っていきたいです。

Q 応援して下さっている方々にメッセージをお願いします。

今年はリーグ優勝し、神宮球場でプレー出来るようにチーム一丸となって頑張ります。勝負強いバッティングと守備でのスローイングを球場に足を運んで見に来てください。応援宜しくお願い致します。

プロフィール

角田 祥悟(かくた しょうご)
2年生 法学部

1994年7月13日生まれ。出身は秋田県 秋田市。高校は秋田の名門である、秋田中央高校へ進学。1年からベンチ入りをし、2年生の秋田県大会準優勝と東北大会への出場を経験。大学入学後、2年の春からベンチ入りをし、レギュラーとしても貢献。右投げ右打ち。

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